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スマホ代を月3,000〜5,000円下げる方法|格安SIMに乗り換えるといくら安くなる?


結論から言うと、スマホ代は格安SIMへ乗り換えるだけで
月3,000〜5,000円程度安くなるケースが多くあります。

大手キャリアで月7,000〜9,000円程度払っている場合、
格安SIMでは月2,000〜3,000円程度になることも珍しくありません。

年間では3万〜6万円、10年では30万〜60万円ほどの差になる可能性があります。

目次

スマホ代は「見直しやすい固定費」のひとつ

毎月かかる固定費の中で、スマホ代は比較的手をつけやすい出費のひとつです。家賃や光熱費と違い、サービスの質をほぼ維持したまま料金だけを大きく下げられる可能性があります。この記事では、スマホ代の現状を数字で整理したうえで、格安SIMに乗り換えた場合の節約効果を具体的にお伝えします。


スマホ代の平均はいくら?日本の通信費データ

MM総研の調査(2025年)によると、日本のスマートフォン月額利用料金の平均は約4,117円〜4,356円です(端末代金を含まない通信費のみ)。一方、MMD研究所の別調査では、大手4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)ユーザーの場合、通話・通信・端末代込みで平均8,636円という数字も出ています。

つまり、通信費だけを取り出しても月4,000円超、端末代も含めると月8,000〜9,000円台を支払っているユーザーは珍しくありません。

もし今、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の標準プランを利用中であれば、割引適用後でも月5,000〜7,000円程度の通信費がかかっているケースが多く、「高いと感じていても何となく使い続けている」という状態になりがちです。


格安SIMにするといくら安くなる?通信費比較の前提

格安SIMとは、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)や、大手キャリアが運営するオンライン専用プランの総称です。代表的なサービスとしては、楽天モバイル・IIJmio・mineo・ahamo・UQモバイル・Y!mobileなどが挙げられます。

これらのサービスは、店舗運営コストを削減したり、通信設備を共有したりすることで、大手キャリアより大幅に低い料金を実現しています。

では、実際にどの程度違うのでしょうか。以下の比較表で確認してください。


通信費の比較表(月20GB前後を利用した場合の目安)

以下は、月20GB前後を使う人を想定した通信費の比較表です。
自分の現在の料金と近いプランを見つけながら確認してみてください。

区分サービス名月額料金の目安
大手キャリアドコモ(ドコモMAX)約7,315円〜
大手キャリアau(スタンダードプラン)約6,820円〜
大手キャリアソフトバンク(メインプラン)約6,820円〜
オンライン専用ahamo(ドコモ系・30GB)2,970円
格安SIM楽天モバイル(無制限)3,278円
格安SIMIIJmio(15GB)1,600円
格安SIMmineo(20GB)2,178円
格安SIMUQモバイル(15GB)2,365円

※料金はすべて税込。各社公式情報・2026年3月時点の情報をもとにした目安です。割引・キャンペーン・端末代は含みません。


節約額のシミュレーション

たとえば現在、大手キャリアで月7,000円を支払っているとします。格安SIMへ乗り換えて月3,000円になったとすれば、差額は月4,000円です。この差が積み重なるとどうなるかを計算してみます。月の節約額=7,000−3,000=4,000円年間節約額=4,000×12=48,000円10年間節約額=48,000×10=480,000円

大手キャリア(目安)格安SIM(目安)節約額
7,000円3,000円▲4,000円
84,000円36,000円▲48,000円
10年840,000円360,000円▲480,000円

※上記は一例であり、プランや使用状況によって金額は異なります。

月4,000円の節約は一見地味に見えますが、10年で約48万円という金額になります。固定費の改善は一度行えば毎月自動的に効果が続くため、節約の中でも非常に費用対効果が高い取り組みといえます。

通信費だけでなく、家賃・サブスク・保険料も含めた毎月の固定費を確認したい方は、固定費シミュレーターも使ってみてください。
固定費シミュレーターはこちら


格安SIMのメリット

格安SIMへの乗り換えを検討する際に理解しておきたいメリットは以下のとおりです。

  • 月額料金が大幅に安い: 同程度のデータ容量でも、月3,000〜5,000円の差が生じるケースは珍しくありません。家族全員で乗り換えれば節約効果はさらに大きくなります。
  • 電話番号をそのまま引き継げる: MNP(ナンバーポータビリティ)制度を使えば、今の電話番号を変えずに乗り換えることができます。手続き自体もオンラインで完結するケースが増えており、以前より手軽になっています。
  • 同じ回線品質を利用できるケースが多い: ahamo(ドコモ回線)、UQモバイル(au回線)、Y!mobile(ソフトバンク回線)など、大手キャリアの回線をそのまま利用する格安SIMも多く、通信エリアはほぼ変わりません。
  • データ容量の選択肢が豊富: 少量のデータで十分な人には1〜3GBの低価格プランから、ヘビーユーザーには無制限プランまで、自分の使い方に合ったプランを選べます。

格安SIMのデメリット・注意点

公平に判断するために、デメリットについても正確に把握しておくことが重要です。

  • 混雑時間帯に通信速度が落ちる場合がある: 特にMVNO(IIJmio・mineoなど)では、昼休み(12〜13時)や夕方にデータ通信速度が低下することがあります。動画視聴やオンライン会議が多い人は、あらかじめ口コミや速度測定データを確認しましょう。
  • キャリアメールが使えなくなる: ドコモの「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは原則として使えなくなります。GmailやYahooメールなどの無料メールサービスへの切り替えが必要です。
  • 実店舗でのサポートが限られる: オンライン申し込みが基本のサービスが多く、対面でのサポートを求める場合は選択肢が限られます。ただし、UQモバイルやY!mobileは実店舗も展開しています。
  • キャリア決済が使えない、または制限される: ドコモ払い・auかんたん決済などのキャリア決済は、乗り換えにより利用できなくなるサービスがあります。事前に確認しておきましょう。
  • SIMロック解除が必要な場合がある: 機種によっては、乗り換え先のSIMを使うためにSIMロック解除の手続きが必要です。ただし、2021年以降に販売された端末は基本的にSIMフリーです。

初めて格安SIMへ乗り換える人は、通信品質と料金のバランスが取りやすいサービスから比較するのがおすすめです。
たとえば ahamo、UQモバイル、楽天モバイル、IIJmio あたりは候補に入れやすい代表例です。
自分のデータ使用量に合うプランを確認してみてください。


乗り換え方法:5ステップで完了

格安SIMへの乗り換えは、手順を理解すれば難しくありません。大まかな流れは以下のとおりです。

ステップ1:現在のスマホの動作確認とSIMロック解除 今使っているスマートフォンが乗り換え先の格安SIMに対応しているか確認します。2021年以降の端末はほぼSIMフリーですが、古い端末はキャリアへSIMロック解除の申請が必要です(原則無料)。

ステップ2:乗り換え先の格安SIMを選ぶ データ使用量、通話の頻度、価格のバランスを考えて選びましょう。迷ったら、利用中の大手キャリアの回線を使うサブブランド(UQモバイル、Y!mobileなど)から始めると速度面での不安が少なく安心です。

ステップ3:MNP予約番号を取得する 現在の携帯会社に「MNP予約番号が欲しい」と伝えるだけです。My docomoなどのアプリやWebサイトから手続きできる場合がほとんどです。番号には15日間の有効期限があります。なお、MNPワンストップ方式に対応している会社間であれば、MNP予約番号の取得が不要になる場合があります。

ステップ4:乗り換え先の格安SIMに申し込む 取得したMNP予約番号を使って、オンラインで申し込みを行います。本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)の写真アップロードが必要です。

ステップ5:SIMカードの受け取り・開通手続き 届いたSIMカードをスマートフォンに挿し、開通手続きを行います。eSIM対応サービスなら郵送待ちも不要で、当日中に切り替えが完了することも多いです。APN設定(インターネット接続設定)が必要な場合は、格安SIM会社の公式サイトの案内に従って設定します。

Q&A:格安SIMへの乗り換えに関するよくある質問


Q1. 格安SIMに乗り換えると、今の電話番号は変わってしまいますか?

A. 電話番号はそのまま引き継ぐことができます。これを「MNP(ナンバーポータビリティ)」と呼び、現在ほぼすべての格安SIMがこの制度に対応しています。乗り換え前に現在のキャリアでMNP予約番号を発行し、それを乗り換え先に提示するだけで手続きが完了します。なお、MNPワンストップ方式に対応しているキャリア間であれば、MNP予約番号の取得すら不要になるケースもあり、以前と比べてかなり手軽になっています。


Q2. 格安SIMにすると、通信速度は遅くなりますか?

A. サービスの種類によって異なります。ahamo(ドコモ回線)・UQモバイル(au回線)・Y!mobile(ソフトバンク回線)のように、大手キャリアの回線を直接使うサブブランドは、速度面での差をほぼ感じないケースがほとんどです。一方、IIJmioやmineoのようなMVNOは、昼休み(12〜13時)や夕方の混雑時間帯に速度が低下することがあります。普段の生活でSNSや軽いWebブラウジングがメインの方には大きな問題にはなりにくいですが、日中に頻繁に動画視聴やオンライン会議をする方は、サブブランドを選ぶとより安心です。


Q3. 今使っているスマートフォンはそのまま使えますか?

A. 多くの場合、そのまま使えます。2021年10月以降に国内で販売されたスマートフォンは、法律の改正によりSIMロックがかかっていないSIMフリー状態が義務化されたため、特別な手続きなしに格安SIMを挿して使えます。それ以前の端末の場合は、現在のキャリアへSIMロック解除を申請する必要がありますが、原則として無料で対応してもらえます。ただし、格安SIM各社が動作確認している端末の一覧(公式サイトに掲載)に自分の機種が含まれているかを事前に確認しておくと安心です。


Q4. 家族全員で乗り換えないと意味がないですか? 自分だけでも節約できますか?

A. 自分一人だけでも十分に節約効果があります。月3,000〜5,000円の削減は、一人分の乗り換えだけで十分に期待できる数字です。ただし、注意点として、大手キャリアには「家族割」が設定されていることが多く、家族の中で自分だけ抜けると、残った家族の割引が減ってしまうケースがあります。乗り換えを検討する際は、自分の料金だけでなく、家族全体の料金にどう影響するかをあわせて確認しておくと、思わぬ落とし穴を防げます。


Q5. 乗り換えにかかる費用はありますか? 初期費用が心配です。

A. 現在は、多くの格安SIMで乗り換え時の手数料が無料または大幅に引き下げられています。以前は「MNP転出手数料」として3,300円程度かかっていましたが、2023年の制度改正以降、この手数料は原則廃止されています。格安SIM側の初期費用(SIMカード発行手数料など)も、キャンペーン利用で無料になることが多いです。ただし、現在の契約に「最低利用期間」や「解約違約金」が設定されている場合は、それらのコストが発生することがあります。乗り換え前に、現在の契約内容を一度確認しておくと安心です。なお、初期費用がかかったとしても、月々の節約額を考えれば通常数ヶ月以内に回収できる金額です。


固定費見直しの重要性:まとめにかえて

スマホ代は「毎月必ず発生する固定費」です。節約において固定費の見直しが重要視される理由は、一度対処すれば毎月継続的に節約効果が得られる点にあります。食費や交際費を削るような努力を毎月続けなくても、プランを変えるだけで自動的に支出が下がり続けるのが固定費削減の強みです。

今回見てきたように、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるだけで月3,000〜5,000円の節約が現実的に可能です。年間で約36,000〜60,000円、10年では36万〜60万円という金額は、決して小さくありません。

「乗り換えが面倒そう」「繋がらなくなりそうで不安」という気持ちはよく理解できます。しかし実際には、MNPの手続きは1〜2時間あれば完了しますし、大手キャリア系のサブブランドを選べば通信品質も大きくは変わりません。

固定費の見直しは、貯蓄や投資と並ぶ家計改善の基本です。まずは今の契約プランを確認し、自分が本当に必要なデータ容量とサービスを把握するところから始めてみましょう。小さな一歩が、長期的には大きな差を生み出します。

まずは今のスマホ料金を確認し、「月にいくら下げられるか」を具体的に把握することから始めてみましょう。


この記事で紹介した金額はすべて目安です。 料金は各社のプラン改定や適用割引により変動します。乗り換えの際は必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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